2008年7月2日水曜日

年間 第13週 水曜日


年間 第13週 水曜日(7月2日)

福音朗読(マタイ8・28-34)

悪霊に取りつかれると凶暴になる。神との関わりも拒否するにいたる。この地上にある聞、私たちは悪霊の攻撃を免れることはない。しかし、洗礼において悪霊から解放され、生涯戦い抜くことを約束したのだ。

マタイによる福音

〔そのとき、〕イエスが向こう岸のガダラ人の地方に着かれると、悪霊に取りつかれた者が二人、墓場から出てイエスのところにやって来た。二人は非常に凶暴で、だれもその辺りの道を通れないほどであった。突然、彼らは叫んだ。「神の子、かまわないでくれ。まだ、その時ではないのにここに来て、我々を苦しめるのか。」はるかかなたで多くの豚の群れがえさをあさっていた。そこで、悪霊どもはイエスに、「我々を追い出すのなら、あの豚の中にやってくれ」と願った。イエスが、「行け」と言われると、悪霊どもは二人から出て、豚の中に入った。すると、豚の群れはみな崖を下って湖になだれ込み、水の中で死んだ。豚飼いたちは逃げ出し、町に行って、悪霊に取りつかれた者のことなど一切を知らせた。すると、町中の者がイエスに会おうとしてやって来た。そして、イエスを見ると、その地方から出て行ってもらいたいと言った。

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