2008年6月3日火曜日

年間 第9週 火曜日

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年間 第9週 火曜日(63日)

福音朗読(マルコ12・13-17)

人々は、言葉じりをとらえて陥れようとするが、イエスはやすやすとそれを退ける。「皇帝のものは皇帝に、神のものは神に。」社会正義に基づく国家の要求には従わなければならない。だが皇帝、国家を神格化してはならない。

マルコによる福音

〔そのとき、〕人々は、イエスの言葉じりをとらえて陥れようとして、ファリサイ派やヘロデ派の人を数人イエスのところに遣わした。彼らは来て、イエスに言った。「先生、わたしたちは、あなたが真実な方で、だれをもはばからない方であることを知っています。人々を分け隔てせず、真理に基づいて神の道を教えておられるからです。ところで、皇帝に税金を納めるのは、律法に適っているでしょうか、適っていないでしょうか。納めるべきでしょうか、納めてはならないのでしょうか。」イエスは、彼らの下心を見抜いて言われた。「な

ぜ、わたしを試そうとするのか。デナリオン銀貨を持って来て見せなさい。」彼らがそれを持って来ると、イエスは、「これは、だれの肖像と銘か」と言われた。彼らが、「皇帝のものです」と言うと、イエスは言われた。「皇帝のものは皇帝に、神のものは神に返しなさい。」彼らは、イエスの答えに驚き入った。

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