2008年5月16日金曜日

間 第6金曜日

年間 第6金曜日 517

福音朗読(マルコ8・34-9)

私たちは白分の「プシュケー」、命、魂、自分自身を救おうとあがいている。そして、結局、それを失うことになるにもかかわらず。「白分を捨てる」、口にするのは易しいが、実践するのは難しいことだ。

マルコによる福音

〔そのとき、イエスは〕群衆を弟子たちと共に呼び寄せて言われた。「わたしの後に従いたい者は、白分を捨て、白分の十字架を背負って、わたしに従いなさい。自分の命を救いたいと思う者は、それを失うが、わたしのため、また福音のために命を失う者は、それを救うのである。人は、たとえ全世界を手に入れても、白分の命を失ったら、何の得があろうか。白分の命を買い戻すのに、どんな代価を支払えようか。神に背いたこの罪深い時代に、わたしとわたしの葉を恥じる者は、人の子もまた、父の栄光に輝いて聖なる天使たちと共に来るときに、その者を恥じる。」また、イエスは言われた。「はっきり言っておく。ここに一緒にいる人々の中には、神の国が力にあふれて現れるのを見るまでは、決して死なない者がいる。」

0 件のコメント: